髭、毛抜きで処理していませんか？毛抜き処理をオススメしない理由

大きな違いは、処理した後の肌ざわりです。
カミソリ処理は、皮膚から外に出ている毛を剃るので、皮膚の中には毛が残っています。 しかし毛抜き処理は、1本1本抜いて毛根から毛を取り除くので一時的に皮膚の中の毛は無くなります。
その為、毛抜き処理した後の肌はツルツルに感じるのです。

そして、カミソリ処理したばかりなのに、青髭が目立ってしまう方もいます。
これはもともと毛が濃いのと色白な方に多いのですが、
先ほどと同じく、カミソリだと皮膚の中の毛までは処理できませんので、濃い毛が透けて見え、青髭に見えるのです。
一方、毛抜き処理は、毛根から毛を抜いている為、透ける毛がないことから青髭が目立たなくなります。

①毛嚢炎になる
②埋没毛(埋もれ毛)ができやすい
③肌がボコボコ、ブツブツになる
④シミの原因に
⑤老け見え

①毛嚢炎になる
1本1本毛を引っ張り抜くことで、毛穴が中から無理やり開いた状態になります。そしてその開いた毛穴に、雑菌が付着、繁殖することで炎症が起き、赤いプツっとしたものや、中が白く周りが赤く盛り上がったようなできものが出来てしまいます。
また、引っ張って毛を抜くことで出血したり赤くなったりと、顔のお肌は薄くデリケートなので、かゆみが出たり、疼くような鈍痛も引き起こしま
す。
②埋没毛(埋もれ毛)ができやすい

毛抜き処理が原因で毛穴がダメージを受け、埋没毛ができやすくなります。毛抜きのダメージで毛穴が塞がったり角質層が厚くなると、生えてきた毛が皮膚の外に出れず、皮膚の中で毛が伸びていきます。ぐるぐると丸くなったものや、一直線になっているものなどがあります。埋没毛が出来たときは、無理に毛を出さず、保湿ケアをしてそっとしておくと治ります。
③肌がボコボコ、ブツブツになる
毛抜きで肌に負担がかかり、毛穴周りの皮膚が厚くなります。これは毛穴のダメージを治そうとする働きの為です。ダメージが完全に治る前にまた毛抜きをすると、更に傷ついた毛穴を治そうという働きが起こるため、肌は常にボコボコ、ブツブツし、肌触りは悪く、肌荒れを起こしたような見た目になります。
④シミの原因に
毛穴にダメージを受けているので、いつも以上に保湿は行うべきなのですが、これがなかなか出来ていない方が多いです。ダメージを受けた毛穴は、思っているよりももっと水分を欲しています。その保湿が足りない事により毛穴の傷が、後にシミになってしまう危険性があります。また①でお伝えした毛嚢炎も、治っても跡に残ってしまいそれがシミになる可能性があるのです。
⑤老け見え
毛抜きで毛を抜くと、毛穴は開いた状態になります。開いた毛穴は丁寧に保湿ケアをすれば
引き締めることができます。ですが、ほぼ毎日毛抜きでダメージを受けている毛穴は、保湿ケアが追いつかず開いたままになってしまいます。また、毛穴のダメージ修復の為に皮膚が厚くなりゴワゴワとした印象になります。毛穴開きやゴワゴワした肌は老け見えの原因になります。

毛抜き処理をオススメしない理由をお伝えしましたが、
カミソリ処理も、肌へ負担をかけていることにはかわりありません。

一番いいのは、
・処理の頻度を減らす
・保湿は毎日しっかりと行う
ことですが、仕事の関係や日々の忙しさで、丁寧に肌へ時間をかけることも難しいですよね。